いまのまま

成功より、今日楽しいかどうか。

チェーンカフェ紀行。

今すぐどこにでも遠くに行けるのなら、熱海のジョナサンに行きたい。

駅から少し歩くけれど、わざわざ歩いていきたい。

そしてノートとペンを持ってボーッとしたり日記を書いたりして

コーヒーを飲む。

窓から見える海を、たまーに見る。

気分が変われば買いたての本を読み始める。

そして時間が経てば

すぐ側の喫茶店、サンバードへハシゴしたい。

これぞ最高の一日。。笑

なんだろう。

なんの為にもなっていない過ごし方なはずなんやけど、

この為に生きてるなぁという気がする。

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広いカフェいいよね

こんな生活が好きやから、

東京に住んでいた時も急行が止まるビッグシティーよりも

各停しか停まらないような駅の、カフェに行くのが好きやった。

だけど行くのはほとんどチェーン店。

自営業のお店は、なんか完全に肩の力を抜けないというか、

入る時も緊張するし落ち着けない何かがあった。

 

東京のチェーン店

 

東京の西永福に住んでいた頃、今はなきドトールの2階の窓際が好きだった。

少し歩いて、浜田山のスタバの壁際も好きだった。

何をしに行ってたかはわからないけれど、毎日何かを考えに行っては

満足して家に帰っていた。

 

西永福に比較的入りやすい個人経営のカフェがあった。

だけどそこで、古本のこち亀を読んでいたら

お店のお洒落さと古本特有の黄ばみとのコントラスが悪い方に作用し、

気になってしまって早々にお店を出た。

いいカフェやった。

 

渋谷のサンマルクカフェ渋谷公園通り店も好きやった。

なんと行っても広い。

映画の帰りにボーッとしたり、

側の絵本スクールに通っていた時、アイディアを考えに行っていた。

このカフェでよくきゃりーぱみゅぱみゅのスローモを聴いた。

このカフェに行くを空調でお腹を壊すというジンクスがあったけど

それでも好きでよく通った。

 

というような感じで、

「カフェとかお金もったいねー!成敗!」っていう人もいるけど

そういうのじゃなくて場代というか一日代というか、

カフェでボーッとするという日があるだけで

充実する。

本読みに行こうっていう巨大なモチベーションで向かっても

読破できた試しなんかないけど、

カフェに行けば満足して家に帰してもらえる力がある。

 

犬のマーキングみたいに、

「この場所ではあのカフェだよね」っていうのを頭に置いておけば

なんかすごく心強い。

だからこそ。潰れたとか潰れてるやんがすごい悲しい。

 

店員さんも久しぶりに行けば入れ替わっているけど、

カフェも体も新陳代謝するから仕方がない。

放出された店員さんが違う場所で

熱になって、またチェーン店を温める。

 

という感じで今日もカフェに行こう。

そしてできれば近い日に熱海のジョナサンに行こう。