茅ヶ崎で生活を始めた頃。ミニマリストにかぶれ過ぎていた。
さぁ何も分からない土地茅ヶ崎で生活をスタートさせた頃。
とんでもなくミニマリストにかぶれていた。
引っ越しも東京から、リュック一つに荷物を詰めて茅ヶ崎まで移動して終了した。
机や炊飯器など必要な物は、引っ越しの日にAmazonから届き段ボールから出した布団で
睡眠をして作業は終わり、あのドタドタする引っ越し感は何もなかった。
この年は高知→日光→金沢と住み込み生活をしていたので、
荷物は自然と極限まで削ぎ落とされていた。
ここまで物を減らすようになったのは、東京の部屋を片付けて引っ越し代を減らそうと
企んでいる時にネットで色々調べていたら、ある書籍。
そしてミニマリスト界の重鎮“ミニマリストしぶ”さんを見て「すげーー!真似しよう!」と
思ったからでした。
好きな物しか持ってないってかっこいい!
無駄がないって美しい!的な笑
みたいな感じで本当に極端にミニマリストに傾倒していた。
やりたい放題だった。
もしこの時自分が政治家で全国民強制ミニマル化をしていたら、完全に暗殺されていたと思う。
とにかくこの時の自分が信仰と言えるほど、ミニマルが好きになって
この時期の自分はだいぶイタイ奴だったと思う笑
引っ越したのもあって人付き合いもだいぶ減った。
働く時間もだいぶ減らした。
とにかくなんでも減らせばいいと言う暴れん坊。
最近歴史の勉強をしなおしているけど、こういう奴は大体殺される運命にある。
平将門とかの時に生まれてなく良かったと思う笑
現在はだいぶミニマルと普通の間に?なってきたような気がする笑
自分は昔から、何かを好きになれば徹底的に形から入ってしまうイタイ奴だと思う。
そして段々と元の自分とバランスが取れてくるのが毎回の流れだ。
あ、茅ヶ崎生活
海まで徒歩2、3分だったので、ほぼ毎日散歩に行き「人生エンジョイしてるわぁ〜」と思っていた笑
いや、本当にこの当初はなんでこんないい地域に住めてんねんと現実感がずっとなかった。
静かだし、“ええとこの子“がやけに多いし。
夏にはサザンの花火があり全国からサザンファンも集まってくる。
サーファー達も波間で夏を歌ってる。(going going homeの歌詞)
しかも映画館もあるし銭湯もあるしで、
やりたい放題やなこの街と思った。
地元の人はそんなにピンと来てなくて「なんで茅ヶ崎?」てよく聞かれたけど、
生活するにはめちゃくちゃいい街だと思う。
自分の周りには、茅ヶ崎で生まれ茅ヶ崎で仕事してる人も結構いたので、
ほらやっぱり残る理由あるだけいい所やん!と思っていた。
そしてサーフィンのイベントは初期設定で行われてるのをよく見た。
ドッグレースを観た時は、可愛過ぎたのと、何で犬の速さ数値化したいねん。とか
色々思っておかしかった。
ドッグレースは一回しか自分の知る限り見ていないので残念だった。
引っ越してすぐ、あかんぐらい強い風が深夜に吹き荒れていて、
翌日海に行ったら海で「昨晩プロレスラーの宴会あったんか」と思うぐらい
荒れてめちゃめちゃになっていた。
しかも自分が引っ越してきてすぐ、お気に入り場所になった“超巨大ベンチ”が跡形もなく
無くなっていた。
ここでは絶対家で本読んだ方が快適やのに、わざわざ読書しに来たり、友達が遊びに来た時ドヤ顔できる良スポットだった。
結構落ち込んだ。
その結果、もう片方の超巨大ベンチに、人生あがりの富裕おっさんと観光客が集まり、
かつてより賑わいを見せていたような気がする。
茅ヶ崎の海側は完全に“人生あがりの富裕おっさん“が朝から上半身裸で走っていたり、
ベンチの上で「下見えてまうで」と言うような際どい格好で寝ていたりするので、
そんな平和さが午前中の平日から味わえて好きだった。
と言うことで、一ヶ月ぐらいダラダラしていたけど、
そろそろ仕事せなあかんなぁっていうので仕事を探す事になった。
今回も思ったほど長くなったのでまた次回。
ありがとうございました。