自分の作るものが好きになるまでの葛藤した感じ。。
今でこそ、心から堂々と人前に“絵”だけ単体で発信できるようになったけど、
いや、正確には今までもインスタでアカウントを作ってやっていたけれど
「なんかなぁ」という感じを常に抱いていた。
ボクは絵本を作る事がスタートで、
「あ、じゃあ絵描かなあかんのか。」という順番で絵を
描き始めた。
当時から、自分の好きなストーリーに合う絵を探し続けていて
しっくりきてるようできていなかったり。。
していた。
だけど、自分の言うと恥ずいけど、
「あ、なんか好き」と思えるものがあった。
それは輪郭だった。
抽象的なで潔いような線が好きだった。
だけど、
そこに人の視点が入ればいつも
気持ちや自信は揺らいでしまって、
人が好きそうな要素を足したり、
具体的に描いたり、
でも結果中途半端な感じになり
もっと自信から遠のいていった。
だけどある時。
「もう他人からの評価とかどうでもいいわ。どうせみんな死ぬし。ええやん!と思われても
Mー1とかですら3日後にはもう、曖昧な記憶になっていく世の中やしなぁ」とか
考えたり。
「そもそも、売り上げに追われてまでやりたか。」とかいろいろ考え、だんだん、いいねの数とか数字がめちゃくちゃどうでも良くなった。
そして決定的なのが、
「自給自足の田舎すげーな」って思う時期があった時に
「絵も絵本も自分自身が本当に好き」と思えるものだけ作って、
自分を喜ばせ続けたら、「無料やし最強やん!」と思うようになった。
そして
それ以来、自分の好きな“色”“形”“抽象と具体のバランス”“質感”とかを
自分の好きな感覚の中だけで作るようになった、
描いていく絵のほとんどが大好きになって、半端なく楽しくなった。
納得いかない時は、自分を納得させられるように
成長しようと思うようになった。
自炊のために美味いレシピ探して、美味しいって思う感覚だ。
もしかしたらそれは、
“努力”って勝手になるかもしれない。
最強やん笑と思った。
のだけど、やっぱり「なんかうまく行かん腹立つわー」と
思うこともあるけど、
一個の考えが生まれたからって全てうまくいく訳がない
人間の心のおもろさやなと。
やりたくない時は別にやらんでいいしと。
というような事で喜んでいた時に
ちょうど読み始めた本があった。
この本を読んで、
「はぁ〜〜」と唸ったというか、自分の解釈かもしれないけど、
今までぐらついていた、“自信”とか“どう思われてるか、思う”とかは
全て自分の中だけにしかない「妄想」だったんだな。と
自分の中で言語化されてすごーーーくスッキリした。
ホンマにその通りやと思った。
多分誰も何も思っていなかったし。
誰かがたとえ思った、何かも、その人の「妄想」だと思った。
偉そうに言うと、自分が思った考えの裏付けを
この本がとってくれたと言うか!笑
とにかくすげーー嬉しかった。
そして、
「誰が何を言おうが全部、妄想じゃぼけ。」と
この数週間は無敵モードになった。
“アランの幸福論“と言う本にも「情念に捕らわれず、動け」的な
ことも書かれていてあんまり意味わからんかったけど
多分、妄想にとらわれず、目の前の事やれや。って
事なんちゃうん!?と今朝ちょっと思って嬉しかった。
ブッダすげえや。
やっぱり数千年残ってる色んな思想や考えは
語り継がれるだけあってすげーなと思った。
古典の強さ。。
って事で
今日も夜に音楽聴きながら絵描くの楽しみです。
好きな絵本作るぞーー!